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2012年04月10日

春の丹沢表尾根 前半戦

2012年4月8日(日)
丹沢表尾根コースに再び登ってまいりました!

ホク家は昨年12月に同じコースを登り、不測の事態により烏尾山荘より下山。
その時の記事はコチラ

このコースで多くの方々が目指す塔の岳キラキラは結構遠いから、多分目指さない(笑)
塔の岳を本気で目指すなら、やっぱり大倉尾根から登るけど、
通称「○カ尾根」と呼ばれるくらいの長い道のりは、
飽き性な我が家にはまだ無理でしょうと判断。

まあ、前回敗退した烏尾よりちょっと先に行ければいいかな~
くらいな気持ちで登り始めました。
この山の事を、かなり調べつくしている私は…。

ここ、大事ですよ。「私は…」(笑)

実はちょっと寝坊して、自宅を6時に出発~車

一般的にはヤビツ峠駐車場に車を止めますよね。
しかし、ヤビツ駐車場は健脚な若者にお譲りして、
子連れや、健脚ではない!と自負する方はぜひヤビツより先の
「富士見山荘」近くに止めさせていただきましょう。
駐車代はかからないし、登山口はすぐ~キラキラ

万が一教科書通りヤビツに止めると、富士見山荘まで1,7kmも林道歩きガーン
この1,7キロがあるとないでは、体力、気力ともに全然違うと思う。
もしここがいっぱいだったら、その先の菩提峠駐車場に止めましょう。
ちょっと林道ありますが、距離的には富士見山荘近辺と大差ないはずニコニコ

7:30 登山スタート( ´∀`)
遅いねガーン

2人の歩みが力強くなったと思うのは気のせいでしょうか?(笑)


この日は、4月にしては気温低めとのこと。
予想通り、地面は霜が降りてました。
それがだんだんとけはじめて、地面はぐちゃぐちゃ~ぴよこ2


大山を背に、二の塔へのガレ場まで来ました。

8:50二の塔到着

朝食は、走っている車中で食べてきてたけど、やっぱり登るとすぐにお腹が空くので、
持ってきたおにぎり、スティックパン、チーズを食べる。
食べられる時に食べておく。
登山の基本のようなお話ですが、これが後々本当に大事だったんだと気づかされることに…
(今回はいろいろ含みまくってますがテヘッ

9:25 三の塔到着

タイム見ると、ここに結構時間かかっちゃってるね(゚∀゚;)
二の塔で休憩長すぎたかな?
富士山も見えないし、前回もたくさん写真を撮ってるので、先を急ぐ。


はい、来ました。三の塔から烏尾への下り。
これがめげるんだよ。だって、帰りここを登るんでしょ~。
下山なのに登るのイヤ~ぴよこ2

10:10 烏尾山荘到着

あれっ。ここもタイムが結構かかってるね。
でも、三の塔からここまでは、なかなか険しい下りなので、子連れだとどうしてもかかります。

なんか、今日、超マジメレポってませんか、私(笑)

実は、ここで結構な決断をするのです。
それは、以下の父と子の会話を聞いてしまったからなのです。

子供のどっちか「おとーさん、ここ前も来たよね」

父「そう、来たよ。チャーハン食べたところだよ」

子供のどっちか「ここはバッチなかったんだよね」

父「そうだよ。だから今日はバッチがあるところまで行きたいんだよね」

子供のどっちか「うん、オレも絶対行く!」


なんですと???

バッチは当然塔の岳に行かないと売ってません。
私は、とおーく、とおーく見えている塔の岳を指差して、

「あそこまで行かないと、バッチは買えないよ。頑張れるかな~?」

と、自分が頑張れない含みも持たせて子供に丸投げ(笑)
そしたら2人とも、距離感がわからないのか「行く、行く~」と張り切っちゃってさ。
どんだけバッチなんでしょうかガーン

とにかく、行くなら時間が無いぞ(゚Д゚;)
やれるとこまでやってみよう。
意外と、ピークを意識してない時こそ、狙えるのかも。
そんな気持ちが私にも少し芽生えてきました。

そうと決まったら、コースタイムは相当大事。
でも、この表尾根コースはこの先からが難所らしいんだよね。


キタ、鎖場(゚Д゚)


デタ、ヤセ尾根(゚Д゚)


垂直でーす。この鎖場(゚Д゚)

子連れでなくても難所続き(笑)
マジで、この鎖のこっち側通らないとヤバイネ。
見たいな所はありました。
子供がいるなら完全にフォローしないと危険。
我が家もマンツーマン体制で乗り切りました。
どっちがどっちの面倒を見ていたかさえ覚えていません(笑)

そして、次のコースタイムの指標となる行者ヶ岳もいつの間にかスルー。

書策小屋跡もスルー。

本気で気づきませんでした(笑)


このように、小さいピークをいくつも超えてアップダウンがあるのが、
表尾根の楽しい所なんだろうけども、
車でアクセスしてきてピストンするしか無い我が家にとっては痛いんだな~。

11:50 必死の形相で新大日までやってきました。
ダンナと、なんとなくお昼までに着かなかったら引き返そうみたいなことを言ってましたが、
次のピークが塔の岳様ですよ?
もうここで引き返すは、私の辞書には載ってませんでした(笑)

いや、子供が辛いから帰りたいとか言えば別ですけど、
子供達は全然行く気満々。


でも、腹が減っては戦が出来ぬ。
今回も、ダンナのリクエストでチャーハンの準備をしてきたけど、
そんな悠長なランチをしている場合では無いのだ。

非常食のコンビニおにぎりを子供に、親はカップラー。
正直私は疲れがピークで、ご飯は喉を通らない状態。
カップラーはギリギリ食べられたけど、子供が頂戴と言ってきて、
半分取られたぴよこ2

非常食は人数分用意すべしガーン

何度か登山してきましたが、はじめてシャリバテという
言葉さえ、うっすら脳裏をよぎりました。
二の塔でちょっとでも食べておいて良かった。
(あ、もちろんちょいちょいとお菓子などの行動食は食べてます)

一緒のベンチで昼食をとっていたカップルの会話

男性 「この先30分は、もうゆるやかな気持ちいい稜線あるきだから~」

女性 「ほんと~?じゃあもう楽勝じゃん」

ホク心の声 「マジか!(´艸`*)」

男性 「あ、でもね~、最後10分はすごいガレ場の急登なんだよね」

ホク 「OTL」

塔の岳までコースタイムあと40分。
昼食終わった現在時刻12:15
自分がシャリバテ気味で5歳の双子連れ。
登れるのか~???

つづくよ  


2012年04月12日

春の丹沢表尾根 後半戦

2011年4月8日(日) 丹沢表尾根に行ってきました。

前半戦の様子はコチラ

新大日で昼食を食べ、子供が疲れた様子なら引き返すことも考えなくなかったけど、
その必要はないみたいニコニコ

ただ、子供達に「頂上に行くには、あまり時間がない。
実はゆっくり休憩しているヒマもないくらい。」
と伝えたら、親が片付けをしている間に、勝手に先に進もうとする太郎、次郎。

ちょっと待ってて~(゚∀゚;)
追われるように12:15新大日出発~ダッシュ

12:25  木の又小屋着

ここまでで、唯一営業している小屋でした。
急いではいるものの、とにかくトイレ休憩。

ここは女子のみ50円でトイレ貸してくれますが、
男子はダメみたい。
私以外は…キジはいないようでしたがシーッ


丹沢名物シカさんは、表尾根ではあまり見かけず、
今回はこの木の又小屋でしか見られませんでした。

さて、先を急ぎましょ。

この時の私の脳内は、

「遠足は家に着くまでが遠足です」

学校の先生に言われた言葉が繰り返しリピートされており、
太郎、次郎はいまでこそ元気だけど、頂上に着いてバッジをゲットした瞬間
動かなくなるんじゃないか?なんて疑念も拭い去れず(笑)

でも、太郎、次郎頑張ってます。今回の頑張りはホントに本物っぽい。
負けていられない親、なんとか食いつきます(笑)


これがお兄さんが言ってた急登だね。
もう塔の岳の山荘が目の前に迫っています。
あんなに遠かったのに!歩けば着くのだ~。

そして…

ついに…


13:05  塔の岳登頂キラキラ


富士見山荘から5時間半かかりましたタラ~
塔の岳はすごい人。
大倉から登ってくる人が多いんでしょうね~。
みなさん、思い思いに過ごされており、
そこにちっちゃい子供が大声出して来たもんだから、
ちょっと目が点になっておりました(゚∀゚;)

寒いです。頂上の気温2度( ゜з゜)`;:゙;`;:゙;` 
真冬かい雪

ってワケで一目散に尊仏山荘に駆け込んでバッチゲットニコニコニコニコ
あまり休んでいる暇も無いけれど、
次郎が寒い寒い言うもんだからちょっとだけ山荘内で休憩しようと、
大人だけコーヒー2つ頼みましたコーヒーカップ
一つ400円也。


無理に笑顔を作ってますが、親放心状態っす。
帰ることばっかり考えてました。
とにかく暗くならないうちに下山したいグー


山荘のアイドル猫ちゃんもお出迎えネコ

さ、100円でトイレに行って、下山です。
そんなワケで憧れの塔の岳は、ちっとも楽しめませんでした(笑)

13:30 下山開始。

下り始めるとすぐに、ソロの女性とすれ違いました。
そして太郎次郎を見て、「いい育児されてますね!」
って言ってくれたのが、すっごくうれしかった。

去年、私が突然行きたくなって、無理やり家族を巻き込んだ形の登山だったけど、
一体感が出てきたこの頃。

子供の成長過程で登山っていいかもキラキラって思うことがよくある。

歩くだけだから、関節に負荷なく体力を付けられるし、
なにより頑張った達成感をわかりやすく感じることができる。

親が子供になかなか教えてやれないことを、山が教えてくれてます。

14:10 新大日に戻ってきました

一番ヤバいのは、センターポジションのこのお方じゃないでしょうか?(笑)
下山時は、足がつるとか、息切れとかして、休憩のあとに双子に着いていけない場面多数。
タバコやめな~w


ヤビツまであと6,4キロもあるんだねガーン
私がこの標識に打たれていると、奥にいるお兄さんが励ましてくれました。

お兄さん 「三の塔の登りだけだよ、辛いの。後は大丈夫でしょう」

そういって、お兄さんは札掛方面へ走り去っていきましたダッシュトレイルランね汗

いやいや~。あの難所の鎖場は往路はすべて下りだったぞ。
ってことは、これからあの鎖場を登るんだよ~。ひぃぃ~。


さあ、その垂直ガケも迫っております。
高度感もすごいよ。


私が、ガケを見つけるたびに「また難所だよ~」
って言ってたら、子供が「難所ちゃん」という名前をつけてくれました。
ちゃんをつけると、難所も不思議と憎くなくなります汗


景色がキレイだね~。このナイスビューを見ながらの難所。
たまりません。←若干おかしくなってますタラ~


手前のピークが烏尾、その向こうが三の塔。
まだまだ~パンチ

15:25 烏尾に戻ってきました

お待たせ、三角屋根△
この時間にここに来れたので、なんとか日没は免れそうだと親安堵ですぴよこ3

ちょっと小休止。これからいよいよ三の塔への登りになります。

さんちゃんは残っていたおにぎりで最終チャージ。
私は、カロリーメイトを選択しましたが、これが最悪。
ボッソボソで喉を通らないから、水で流し込みました。
平地では大好きなカロリーメイトチーズ味も、山ではNGという
事実が発覚しました。

行動食も今後見直しします。
重いからってウィダーインゼリー置いてきた自分のバカぴよこ2


いやー、想像通り三の塔への登りはキツかった。
風裏を見つけてちょっと小休止。
今まで来た尾根道を見つめ、改めてよく登ったなぁと。
塔の岳は雲がかかって、雨が降っている感じでした。

16:07 三の塔に戻ってきました。
ここまでくれば、もうかなり安心。

もはや登山者は誰もいませんガーン
風がこたえるので、非難小屋に入って休憩。
子供達は、ここで何人寝れるか確認しはじめました。
疲れていても、余計な作業はやめない人たちです(笑)
とにかく子供達には、マメに何かを食べさせる。
ガス欠が一番怖いんで。

二の塔もピークなので、登り返しあり。
最後の最後にちょろい登りに全員やられました~。

16:28 二の塔着

グッタリ~


こっちも~(笑)

ここからは、ひたすら下るだけ。
もう、登ってくる人もいないので、誰もほめてくれないけれど、
さんちゃんが「清掃登山だ!」とかいって空き缶とか拾い始めたら、
2人も、ゴミを拾いたいばかりに、必死で先を競って下りてました。
子供が飽きたら、清掃登山オススメです(笑)
その代わり、ゴミを持つのは親ですガーン


17:24 富士見山荘到着~。写真はない。余裕もなかったから汗
でも、目標の日没までに下山はなんとかクリア。
ヘッドライトなんてことにならなくて良かった。

さんちゃんとガッチリ握手。

太郎、次郎、偉い。
平地でほめることなどまず無いが、今日は君たちがまぶしく見えるよキラキラ
だって、本日一度もグズったりしなかったんだから。すごいよ。

というわけで、ホク家はからずも塔の岳まで行っちゃいました。
我が家にとっては、もちろん過去一番のロングコース。
本気で疲れたけど、それ以上に大切な思い出になりました。

この日の記憶は、家族全員忘れることはないでしょう。
山ってやっぱりいいよね~。
さあ、次はどこ行くか!



出発時刻/高度: 07:28 / 723m
到着時刻/高度: 17:24 / 723m
合計時間: 9時間56分
合計距離: 11.07km
最高点の標高: 1459m
最低点の標高: 723m
累積標高(上り): 1043m
累積標高(下り): 1025m

気温は平地では10度を切るくらいの寒い日、塔の岳は2度
太郎、次郎ともに5歳10ヶ月
家族全員で所持した水合計3700ml 下山後残りほぼ無し
子供のウェア 
上:ヒートテック、綿長袖Tシャツ、フリースパーカー、ライトダウン
下:防寒タイツ、綿スウェット、厚手の靴下、ゴアの登山靴
  


2014年11月18日

2014秋・丹沢表尾根~塔ノ岳

お天気も最高だった先週土曜日。

丹沢に行ってきました。

丹沢に行こうと決めてはいたものの、

迷うピーク選び。

去年ガスに玉砕された蛭か。

再びバカ尾根か。

まだ行った事ない畦ヶ丸か。

塩水橋から丹沢山もいいかもしれない。

紅葉の檜洞丸なんてどうかな。

丹沢って広いんだよね(゚∀゚;)

そして、迷いに迷って決めたのは

ヤビツ峠~塔ノ岳の表尾根コース。



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2014年11月21日

2014秋・丹沢表尾根~塔ノ岳下山編

久しぶりに塔ノ岳に来たぞ~前半レポこちら



からの続きです。

「山に登ったら、山を下りないと登ったことにはならない。

上りは少し転んでも、頭を擦りむくだけだけど、

下りは間違うと滑落だ。

だから、ゆっくり下りなければならない。

もし、山を下りなければ、それは遭難だ。」

今朝、NHKアサイチで武田鉄也さんが言ってました。

自身の人生観の話だったんですが、

いい話だなーと思って。

さすが金八先生(笑)

さ、ホク家もご飯たべて下山でーす。

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