ホク家の子連れ山登り

2012年10月6日～8日

ついに我が家が涸沢に行く日がきた(｀･ω･´)

上高地ＢＴ～横尾編はコチラ

予報外の雨ザーザーの横尾キャンプ場での夜…。
雨の涸沢になるんじゃないかと気が気でなく、1時間おきくらいに
目が覚めていた気がする。

そして、4時にはすでにテン場はざわつきはじめた。

さんちゃんと、5時には出発しようと決めていたので、
全員起こして準備。

5時すぎににテントを出る。

とりあえず、トイレに行くと女子トイレは並んでいないが、
男子トイレはそこそこ並んでいる。

なので、子供達は女子トイレに入らせ、
さんちゃんが出てくるのを待つ。
10人くらいしか並んでないから、男子だしすぐでしょ

レゴヘッデンも装着し、初の暗い山登りにやる気満々の双子たち。

がしかし

さんちゃん、出てこない

っていうか、まだ並んでるよ、どゆことΣ(ﾟдﾟlll)


男子のこの列は「大」の並びだったそうで…。

個室は二つしかないそうで…。

ゆえに非常に回転が悪い

「小」ならすぐに入れたそうです。
ちなみにこの写真は5時半くらいですが、女子も並び始めてます。


まさかの５：４８　横尾大橋スタート！！
「大」必須男子は4時にはトイレに行きましょうね


出発するころには、ヘッデンは必要ないくらい明けてたし (>へ＜)

この日の登りはあまり心配してませんでした。

危険箇所も高度感がある場所も無さそうだし、
この位の標高差とコースタイムは結構経験あるはず。

とはいえ、テン泊の翌早朝、6歳の子供にとっては
慣れない雰囲気もあるせいか、遅い遅い(´Д｀)



ガンガン抜かれます。
人がおおいから、抜いてもらうだけでも時間かかるので、
出来れば抜かされたくないんですが、遅すぎで無理


７：００　本谷橋着　すでにすっごい人～


ここで、朝食を取りました。
子供達は川に石投げたり、走ったり、休憩するってーとどうして
ソワソワするんだよ(･_･?)　とツッコミどころは満載です。


７：１５　いつも通り、休憩なのに休憩してくれないから出発。

本谷橋を過ぎると、傾斜がキツクなる＝高度が上がるので、
たんだんと紅葉がキレイになってきてテンションＵＰ



他の方が登ったレポを見ると、ここからがキツイと書いてあるから
覚悟してたんだけど、登るたびにキレイに色づく木々を眺めていると、
まーったくきつくなかったです。ホント。

子供達もここら辺からペースＵＰし始めて、
いい調子で登れるようになりました。
この人たち、傾斜がきつい方が多分得意なんだと思う。

少しガスがかかってるけど、こんな景色の中を歩けるのは
幸せでした



本谷橋を過ぎたあたりから、下山の方がだいぶ混じるようになり、
登山道は明らかに歩きずらく、我が家譲ってばっかり


でも、いいや。景色いいし、ゆっくり行こう。




おおーっと。あれがカールじゃない！ちょっと垣間見える涸沢の景色。ワクワク




さあ、あとちょっと。すでに燃えまくってます




さあ、このカーブを登ったら～




９：１４　涸沢ヒュッテ到着　

すごい、紅葉
すごい、人



お天気は、山の上の方にうっすらガスがかかる微妙な天気だけど、
まあとにかくキレイです。

ここで、おでん休憩＆持ってきたカレーあっためて超早い昼食@9時半（笑）

しかし、正直言うとめっちゃ寒い～。
ヒュッテは風の通り道みたいで、こいのぼりの吹流しも
ビュンビュン流れてました。
皆さん震えながらビール飲んでたし。

しかし、噂のトイレ渋滞は解消しており、ほぼ待ち時間はありませんでした。

涸沢のトイレ1時間伝説は朝限定のようです。

寒いから、今度は涸沢小屋に行ってみよう～


小屋に向かう道もナナカマドが真っ赤だよ


バラバラバラ～ヘリが着陸して、救助者を乗せ
すぐに離陸していきました。どうか、ご無事で。



初めて見る涸沢のテン場はこんな感じ。



石がゴロゴロ～

思っていたより居心地が悪そうな
テントが痛みそうな（笑）
横尾よりも明らかに寒いだろうし、
走り回る男児にこの環境は不向きだったから、横尾で良かったのかも。


小屋に向かう途中、雪渓遊びにつき合わされました



しかし、なんて贅沢な雪遊びなんでしょ（笑）



どこを切り取っても素晴らしい景色なんですよ。




涸沢小屋は、風もなく気持ち良かった。
こっちのが好きかも、私。


ここはマムートジョッキでビールといきたい所だけど…
まだ幼児×２連れて下山しなきゃいけない身。自粛します。

さんちゃんが昨日横尾まで急いだ時にちょいと足を痛めたと言ってまして…
そんなこともあって、全幅の信頼はおけなかったので、ますます自粛ムードで
コーヒーにモツ煮というありえん組み合わせ


私のカメラでは全く表現しきれてないですから、念のため



でも、どんなレンズを使っても、人間の目にはかなうはずもなく。
紅葉の涸沢、一生に一度は見ておくべき風景じゃないかと思います、私。


１２：００　名残惜しいけど下山します。
ホントに徳沢、小梨平まで行く気あんのか？って時間になっちゃってるし(；^◇^)

無かったね、実際。
さんちゃん足が痛いって言ってて急ぐ気なかったし、
徳沢までたった一時間の翌日のタイム短縮のためだけに、
撤収設営するのはちょっとあり得ない状況で。

だったら、涸沢ライフを楽しんじゃおう♪って思ってました。


だから、下山中も全然遊んでました（笑）


下山が12時過ぎだったからなのか、
下山する人と、登ってくる人で登山道はホントにすごい人ヽ(lllﾟДﾟ)ﾉ
本谷橋までは特に上下ともすごい人でした。

ちなみに今回の子連れ率は、宿泊を伴い混雑時期ということもあり、
自分が今まで経験した所よりは低かったように感じました。

でも、太郎次郎と同じくらいの子はちらほらいたし、
何よりすごいのは、子供を担いで登っていたお父さん。
３人見ました。
最もビックリだったのは、下山中に登ってきたお父さんが1歳くらいの子を担いでたので
「頑張って下さいね～」と言ったら、後ろからお母さんが2歳くらいの子を
担いでました
すごくない？(´ﾟωﾟ)


14：13　随分人が少なくなった本谷橋着
しばらく休憩し、また進みます。

登ってくる人は、さすがにだいぶ減ったんだけど
今度はなんと本物の下山渋滞


細い登山道で、追い抜かすことも出来ない。
遅くても、ここで譲っても仕方が無い状態なので、
必死で前の人に着いていきます。


１５：３２　横尾キャンプ場到着



子供達、とっても元気でした。
一年で本当に強くなったね♪

予定通りｗ今日はここに宿泊です。
当然徳沢にも行く気なし。
やっぱり我が家のレベルではこの横尾2泊プランがベストだったようです。

でも、明日は３連休最後の日。
中央道の渋滞が怖いので、なるべく早く出発することを前提に、
早めの夕飯

フリーズドライの麻婆茄子丼、こども達は親子丼
もちろんアルファ米。

このアマノのフリーズドライはおいしいんだけど、
作成した時の見た目はブログ向きじゃないな～（笑）


上記はイメージです


スポークでアルファ米を袋から取ろうとしたらバキッて


さんちゃんの緑に続き、私のピンクちゃんも逝ってしまいました
チタンのカラトリー買うかな～。

　　　　　　　　

10月８日最終日　朝５：３０起床
この日は前日より寒かった。
霜が下りてたし。


アマノのドライおしるこにスライスもちを入れて熱湯注いだおしるこ
＆韓流豆腐チゲにスライスもちの朝食。

これグッド～
しかし、ビジュアル的にはやっぱりいけてないので写真はないｗ


夜露にて乾燥撤収には程遠い、かなりウェット撤収。

６：３７　横尾出発～。



なぜ、太郎が大人のダウンを着てるかって言うと…
自分のを昨日の山行中に紛失したから。
まだ自分のモノの管理が出来ないお年頃なので、
親が面倒みなきゃいけないとこだけど、こちらも終始余裕が無いので、
どうしてもこういうことが起きてしまう。ユニクロだったのが救い(ﾟ∀ﾟ；)


本日快晴なり。
これから涸沢に向かいたいと思っていたのは、
私だけだったらしい（笑）



7:35 いいペースで徳沢着
なのに、またソフトクリーム食べてゆっくりしてしまい
この休憩時間がもったいなかった

８：０６　徳沢発



このフラット歩き、ダラダラしててもなかなか着かなくて、
大人の私でもちょっとイヤになる。
しかも、子供連れてるから容赦なく抜かされる。
子供がいるからと有無も言わさず抜かされることに
ついに負けずキライな性格に火をつけられてしまい、
ここからものすごいスピードで、私が歩き始める。


８：５５　明神着　
コースタイム以上で歩いてやったぞ
誰も褒めてはくれないが（笑）
私に着いてこれたのは次郎のみ。


しばらく休憩していると、さんちゃん＆太郎着
でも、太郎はさんちゃんに付き合ってた感じだったので、
太郎は休憩させずに私と一緒に歩かせる。
もちろん、テン泊道具担いで自分なりの猛スピード。

かなりのスパルタです（笑）

でも、この道ノロノロ歩くのは、
もう自分はノーサンキューになってたんでしょうね～。


９：５１　　ビジターセンター着
二人がどうしても寄ってくれというので、
ザックを下ろさないならＯＫとこれまた部活的指示を出して許可（笑）



実は、夏に来たときに、西穂山荘で太郎がヒメネズミを見つけてね～。
ここに寄ったときにその話をお姉さんにしたら、
地図に太郎次郎の名前入りで動物発見のマークを入れてくれたんです。
それを確認したかったみたい。
もちろん、ちゃんとありましたよ♪


１０：０４　　上高地ＢＴ着　おつかれさーん




このまま、沢渡行きのバスが来たのでザックを一度も下ろさずに乗車。

１１：００前には沢渡第一駐車場に着いた。

ここで温泉でも入って行きたいところだけど、
渋滞が怖い。
さんちゃんは、お風呂に入ってグダグダになって運転するのもイヤらしく、
温泉は許可が出なかった。

でも、せめて何かガッツリ食べようよ～

と思い出したのが、みぃちゃん。がブログに書いてた茶嵐ドライブインのソースカツ丼。

少し上高地側に戻るんだけど、そのくらいいいだろうと、
行って来ました。





ソースカツ丼


エビ＆カツ丼



すべて丼からはみ出すボリューム。
子供の分頼まなくて正解。
4人で食べても満腹でした～。


そして、中央道はほぼ渋滞ナシで帰りましたとさ。

　　　　

結局横尾で2泊。
やっぱり涸沢は遠かった～。
でも家族4人でがんばった三日間。
最高に楽しくて、美しい紅葉も見られて、お友達にも会えて、
思い出いっぱいの山行になりました。

今回も無事に完遂できたことに感謝。

テン泊登山はまた来年～。

そろそろ我が家は低山歩きの季節です。
丹沢もいい頃かな