赤岳の頂へ

HOKU

2016年06月05日 01:09

去年の夏、美濃戸からの混雑を避けて

硫黄岳からのアタックを試みた赤岳。

しかし、横岳手前の西側へ渡る箇所にて恐怖でリタイア。

もうこれは、行かないでいるのも気持ちが悪くて悪くて。

しまいには子供から「赤岳に登ろうよ」と催促までされちゃって、

行くチャンスをずっと狙ってました。

すると、朗報。

今年は5月ですでに雪がなく、夏道になっているらしい。

今なら夏ほど混んでないでしょ。

ってことで、早速アタック~!!






朝は2時半に自宅出発しました。

どんなに早くても、車中泊が出来る車じゃないので、

よほどの事情がない限り家で寝てから出発します。

子供たちは当然車で爆寝。

5時半。子供が寝ている間にやまのこ村の駐車場に到着



ちなみに「やまのこ村」の駐車場はコチラで予約出来ます

我が家も当然予約済。

5時半の時点で予約外の車はあと3台くらいでした。

夏の混雑期には、絶対予約がおすすめ~

ちなみに赤岳山荘の駐車場もほぼ満車。



さあ、登ろう。

今日は、行者小屋が開いていないという情報だったので、

赤岳鉱泉でテン泊する予定で、北沢ルートを歩きます。



なかなかストックを買ってもらえないので、いつも天然ストックの太郎w

ゆるやかな登りでのCT2時間。

沢沿いの気持ち良い道を行きます。



堰堤広場を過ぎると少し傾斜もきつくなってくるけど、

後々のことを思えばここらへんは余裕で通過しないと

赤岳には着けないかと

途中で温泉のにおいがしてきて、川が赤色に!

子供たちがざわつきます(笑)



先ほど余裕で通過とか言ってたけど、

もう荷物を早く下ろしたい一心で歩いていると、

アイスキャンディの残骸発見!



赤岳鉱泉に到着です。

もうすでにいい場所は取られていて、

早速場所探して、いよいよニューテントを張っちゃいます。



エスパース設営完了。

入り口のファスナーがセンターに無いんだけど

これが開け閉めしやすかった。

さすが、色々考えてるな~と関心。でもテントのレビューはまた今度w

赤岳鉱泉のキャンプ場は八ヶ岳値段のお一人1000円。

我が家合計4000円。子供値段って無いんですかって聞いたら

即答で「無いです」って言われました(T∇T) 

オーレン小屋はあったよ~

さて、適当に休憩して出発!



ここから行者小屋まではCT30分

いままで緩やかだったので、結構きついねって感じです。

でもここできついって言ってたら、この先は無理と思ったほうがいいですw

マムートの踏み絵をよけながらヨロヨロ進みます。



行者小屋到着。

情報通り閉まってました。

でも、トイレは2つ開いていて、水も出てる。

テントもいっぱいありました。

こっちだったら無料だった?(笑)

一瞬思いましたが、小屋が閉まってるのも何かと心配だしいっか。


さーいよいよここから本格登山の始まりですよ。

文三郎尾根か地蔵尾根か。迷った末に文三郎でgo



行者小屋から見えていた階段。

明日は絶対筋肉痛間違いなしな感覚ありあり(笑)



ここは子供たちもさすがにゆっくりしか歩けません。

一緒になった若者達ですら、ひーひー言ってましたから。

文三郎尾根、きついわ~

子供たちは何故か「文三郎の小道」ってかわいく言ってましたw


おー、あれは槍じゃないの!




高度感にびびる太郎



まあ、昔よりはマシになってきました。

高所恐怖症。

ここに登れるようになったんだから成長です。



ずーっと右に見ながら登ってきた阿弥陀岳との分岐を

赤岳方面へ。

南アルプス方面がきれいでした。



前日は雨。この土曜日は晴れ予報だったけど、

雲は多かったかな。

ここからは東側に回り込んで岩場を登っていきます。



ここは、怖そうに見えるけどそうでうもないです。

子供ってこういう所は喜ぶよね。

ガシガシ進みます。



もうちょっとだ。がんばれ、自分。




雲が多いおかげで幻想的な景色。

左側にちょこっと頭が出てるのは富士山です。


はい、頂上到着



ホク家無事に赤岳に登ることができました。

良かった、良かった。

せっかくなので、頂上山荘でお昼にしました。



素晴らしい景色の食堂で漫画( -ェ-)




ラーメンになめこが入ってた。

おいしかったです。

1時間ほどゆっくりして下山開始。



横岳行っちゃうか~って言う

私の冗談は全員スルーでしたw



こちらはオヤマノエンドウ

高山植物もたくさん咲いていて、特にこの時期硫黄岳~横岳にしか咲かない

「ツクモグサ」という花を見に来ている方もいました。

そんなレアな植物あるんだね~


雲海に浮かぶ富士山が、リアルラピュタです。



登らないと絶対見られない景色。


地蔵尾根で下山します。

本当にお地蔵さんがいるのね。



地蔵尾根もなかなかハードで、

下山に必至で全然写真はございません。

文三郎か地蔵か。どっちが登りがいいか悩むねこれ。

文三郎は階段が多いので、階段の得手不得手で選んだら良いかもしれません。


下山中次郎が落石してしまったので(無事だったけど)

その後は人と離れて下山しました。

地蔵尾根は階段じゃないので、落石も十分注意しないといけません(>ω<)

登っている人とのすれ違いにも気を使いました。


やっと行者小屋に到着。



あれ?小屋開いてるじゃん。

事前情報では来週小屋開けとなってたんだけど、

テン泊者が多いから徴収しにきたのでしょうか…

小屋には泊まれない様子だったけど、テントの方はお支払いしてました(゚∀゚;)

うちらは赤岳鉱泉へ戻ります。



新しいおうちにただいまです。

赤岳登頂おめでとう、ベルキューブで乾杯~



エスパースの難点。

幕が緑ゆえ、食べ物がおいしく映らない。

ブロガーにとっては結構痛い難点か?(笑)


夕飯は小屋の隣にあるテーブルで頂きます。



ここはテラスになっていて、屋根も壁もあるんです。

ありがたいなぁ。

ご飯を炊いて、お肉を焼いて食べました。

ホント、テーブルあってよかった。

食後は、赤岳横岳のアーベントロート満喫でおやすみなさーい。




結構寒かったですよ。

でもマイナスはいってなかったかな。


帰るのがもったいないくらいの青空ですが

翌日仕事に学校だしね。

阿弥陀岳に若干の未練を残しつつ下山します



そうそう、子供に今まで安いキャプスタのマットを

使わせてたんですが、いい加減くたびれたので、

モンベルのマットを買ってやりました。



これ、Zライトにそっくりだけどw

後発商品だけに安くて良く出来てました。

私も次はこれでいいかも。



下山完了。

ま、日帰りでもOKなんだけど、せっかくテントも買ったしね(笑)

さ、温泉入って美味しいものでも食べましょ。

いつもこの辺って何を食べるか迷うんだけど、

諏訪南インターに近いここに入ってみることにしました。



「ペチカ」洋食屋さんです。

いつも看板が気になっててw

入ってみたら地元のお客さんがいっぱい。

期待できます。



私注文のガーリックチキン。

ウマウマでーす。疲れた体に効くわ~

子供注文のエビドリア



こちらも美味しかったです。

お値段リーズナブルでボリューム満点。

諏訪南でやっといいお店を見つけました♪


やっと登れた赤岳。

夏前に登れて、人も少なかったし、

景色も良かったしいい山行になりました。

もう梅雨入りみたいですね。

夏の計画もそろそろ本気で決めていかないと~



















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