北アルプス鷲羽岳・双六岳・三俣蓮華岳②

HOKU

2015年10月03日 23:20

2015年9月19日~9月22日 北アルプス双六岳ベースで山歩きしてきました。

その①新穂高~双六小屋はこちら

その③双六小屋~三俣蓮華岳~双六岳はこちら

その④双六小屋~新穂高下山はこちら

 
ボロボロになりながらも、

なんとか双六小屋テント場にたどり着いたホク家。

前日は疲れ果てており、次郎は夕方遊んでいる途中で

静かになったなと思ったらすでに寝ており

何度起こしても起きることはありませんでした(゚∀゚;)

ゆえに夕飯も食べず。

鍋平→双六小屋までの道のりは

うるっさい小3をも黙らせる破壊力だったと言えます(笑)

そんな疲れが残る状況で、眠っていた翌日。

場所が場所だけに3時頃から周囲が騒がしくなり始めました。

我が家はここをベースキャンプに決めたので、

5時起床予定、6時出発です。




しかし、なかなか起きません。

結局なんだかんだ出発したのは7時。

鷲羽岳まではピストンでCT7時間あるので、

もう少し早く出発した方が

良かったかな…

とにかく出発。天気は最高!



双六小屋からは結構急な登りで、

のっけから嫌になります(笑)

テントを持ってこなくて、本当に良かったと思った瞬間。



登りきると分岐。

ここから双六岳に登る稜線ルート

双六岳を巻いて三俣蓮華岳に至る中道ルート

双六岳も三俣蓮華岳も巻く巻道ルートに分かれます。

我が家は、とりあえず一刻も早く鷲羽岳に行こうと

巻道ルートを選択。

三俣、双六は帰りでもいいし、明日でもいいしね。

さあ、巻こう(笑)



ナナカマドの向こうに鷲羽岳。

どこから見ても、この山の存在感はすごいです。




天気が良くて、紅葉もキレイでテンション上がります。

全員ご機嫌で巻道を満喫~



槍も本日はくっきり穂先まで。

常念山脈では、3日間穂先は見えませんでしたから(T∇T)

天気は悪いより良いほうがいい(笑)




ただ、この巻道がちょっぴり気になるのは

双六から行くと下り傾向なこと。

帰りはこっちは登りになっちゃうから嫌だなと思いつつ、進みます。



三俣峠着



ここから三俣蓮華岳はすぐなんだけど、

かなり急に見えます。

とりあえず三俣蓮華は置いといて、まっすぐ鷲羽岳を見つめましょう(笑)



さあ、いくぞ~

あの頂へ。

と、張り切ったのもつかの間、

地形的にわかってはいたけれど

三俣峠から三俣小屋まではかなーり下ります。

ここをこんなに降りて、そのあと鷲羽岳を登って降りる。

そして帰りにここを登って…

いろいろ考えると心が折れそうに。

いや、折れない折れない。絶対鷲羽を登って帰るよ~

太郎はだんだん大きくなる鷲羽岳にビビリ、

小屋で帰りたいとか言ってるし。

無理です!

さあ、テン場と小屋が見えてきました。



荷物を背負ってれば、とってもうれしいテン場到着ですが、

我が家にとってはただの通過点。

泊まらないテン場到着はちっとも嬉しくない

という検証でした(笑)




三俣小屋到着。すんごい人。

テン場も10時くらいなのにほぼ満杯で

張るところもあまり見当たらない状態。

この日、このテン場に泊まった人の話では

本当にすごい混雑で、川の上に張った人もいたとか

まだ10時だけどここでお昼を食べるとさんちゃん。

子供2人連れて食堂に行きました。

私は全然食欲なし。

混雑している食堂で食べないのに席を取るのも悪いので、

小屋の外で待ってることにしました。

でも、食べないと昨日みたいに足が上がらなくなっても困るし、

仕方が無いのでむりやりパンを食べたりしてみます。

そしてしばらくぼけーっとしていると、

見たことある女の子が目の前でアタック準備をしてまして。

あれ、疲れてるから幻?

何?

いやいや、幻じゃないでしょ。

そう。目の前にいるのは鳥取の有名ブロガー

ぴょんたん家の「のんのん」なのでした~

ぴょんたんブログはこちらから♪

ちょうど、食事を終えて出てきた双子とコラボ




のんのんは、いつもブログでほがらかで

めっちゃいい子に描かれているけど、

全国ののんのんファンの皆さん。

安心して下さい。

期待を裏切らないいい子でした(笑)

娘はいいなぁ(笑)

あ、息子もかわいいですよ、もちろん(笑)

ぴょんたん家もこれから鷲羽アタックとのこと。

じゃあ、上で会えたら~って歩き出します。

さあ、いよいよ鷲羽岳にアタックです。



双六小屋まで10時間。双六からここまで3時間。

ここまで歩かないと、挑戦出来ないこの山。

絶対登って帰ります!!!!

最初は歩きやすい道をゆっくりと

ぴょんたんファミリーの後ろを歩きます。



振り返って三俣小屋方面。

秋色です。



三俣小屋から鷲羽岳のコースタイムは

1時間半。結構あるんだよね。

ガレ場の急登。めっちゃきつい~




少し一休み。

さすがの次郎もきつい模様。

天気が良くて、結構暑い…




頂上が見えて急にペースアップ~

待って~

これが大人にはマネ出来ないよね(T∇T)




12時ちょうど

鷲羽岳登頂しました




みんながんばったね。

今のうちにはこれが精一杯。

次にこの辺に来る時はあっちの峰々にもぜひ行きたい♪



水晶岳には本当に水晶が落ちてるって

太郎がのんのんに聞いて

行くって言いはじめた(笑)

あんた、鷲羽も登らないって言ってたじゃん(笑)

槍もまだ見えてます。すばらしい景色。




写真が残念だけど

紅葉がきれいで心に残りました。





この先に行きたくても、時間が絶対無理なので帰りましょう。

山頂でも一緒だったぴょんたん家とはここでさよなら~

三俣にテント張ったぴょんたん家とは違い

うちは双六まで帰らないといけないので(T∇T)

さくっと降りて三俣小屋。

さんちゃんがこの後行くからって三俣蓮華岳のバッチも買ってきました。

私にネクターも買ってきてくれて小休止。



この先、三俣峠までがかなりの登りなのが

非常に気がかりです。

ちなみにこの日の三俣小屋。

非常に混雑してて、布団2枚に5人で寝ますって

小屋の入り口に書いてありました…

ど、どうやったら寝れるんだろ(゚∀三゚三∀゚)

いっそのこと、廊下に寝させてほしい。

泊まるわけでもないのに、悩んでしまった(笑)

ああ、テントありがたや。

三俣峠までは、やっぱりきつくて座り込む3人。



さてここでシンキングタイム。

さんちゃんは、三俣蓮華岳まで登ってしまったほうが

楽なんじゃないかと言うんです。

まあ、時間的にはなんとか大丈夫なんだけど、

もう登れなくないか、うちら(笑)

しかも、今日全部登ったら、明日帰ることになって、

下山はまた朝早くから支度しないと帰れないのも辛い。

今日はこのまま巻道で帰って、

明日はゆっくり三俣蓮華と双六岳を周回し

明後日帰るというプランにしました。

そうと決まれば帰りましょ。



いやー、本当に紅葉が綺麗だったなぁ。



双六のテン場に帰ってきたのは4時過ぎだったので、

やっぱり上に行かなくて良かったかもと思いました。

今日のご飯はメスティンでご飯炊いて、

ハンバーグを食べました。



私もやっと食欲復活。

普通に食べることが出来ました。

翌日は4日間で唯一ゆるーく三俣蓮華と双六岳を周回するだけ。

少し安心して、食べてトイレに行ったら

全員すぐに寝てしまいました。

ま、疲れてるから当たり前だよね~

という訳で翌日につづく








あなたにおススメの記事
関連記事