勝沼で高速降りて、大菩薩ラインをひたすら北上。
この峠道がなかなかすごくて、子供がそろって静かになりました(笑)
9時過ぎに作場平駐車場着。20台くらいはとめられそう。この時間でも空車あり。
子供の酔いがすごかったので、ゆっくり準備。
きれいなトイレもあるので、安心です♪
クマ注意の看板。
ホントにくまさんがやったような爪あとをいくつも発見したので、
マジいると思います(;´Д`)
9:45 作場平登山口出発~
久しぶりのテン泊。
太郎次郎のザックがパッツパツに見えるのは気のせいではなく、
遠慮なく荷物を詰め込んだ結果です(笑)
前日準備をしているとき、さんちゃんは「かわいそうだよ~」と言ってたけど、
いやいや、そうやって親を重くすると後悔するじゃんってことで、
今回自分達の装備は全て持ってもらいました。
(シュラフ、レイン、着替え、防寒着、行動食、水500ml)
前日、詰めたザックを持たせて「重い?」と一応確認。
重くなったことに気づいてない二人は「全然だし」とか言ってたから、
まあ良かったのかと(笑)
水源の森は、きれいな水がざーざーと流れております。
途中分岐あり。どちらも笠取小屋へ向かうしCTは同じ。
なのに間違えて(急登)と書いてある右へ行ってしまった(゚∀゚;)
そんなに急ではありません。普通の山登りです。
でも、標高を上げるにつれ、子供の余計な荷物が増えますΣ(゚д゚lll)
なんか、いろいろ拾っちゃうんだよね…
今回はホクオリジナル行動食。グラノラバーになってないからグラノラ塊(笑)
山で食べやすいように工夫しました。おいしくて元気でるよ。
行動食もいらないくらいテント場は近いんですが…
雪がまだこんなに残っているなんて~。
我が家は雪山は行かないので、アイゼン持ってません。
ゆえに残雪というものが大変怖くて、事前に小屋に電話してアイゼン必要か確認しました。
「笠取山まではいりません」ってキッパリ言われたので安心してたんだけど、
結構あるのね…
水が本当にきれいで、どこでも飲めそう。
水がある山っていいね。安心できるわ~
ここの残雪はマジで怖かった。ツルっと行ったら
子供達にも、絶対慌てないでーって声かけて進みました。
ホントにあの二月の雪はすごかったんですね~
11:25 笠取小屋到着。
標準CT1時間55分。我が家1時間40分。
テント背負っても、CT以上でく登れるようになった自分達に感激
子供がストッパーになることは、絶対になくなったもんね。
子供の成長早し。
お昼ごはんはぺヤングと味噌汁、おにぎり。
山でペヤング、最高~
私の手作りツナマヨおにぎりより人気だったけど(笑)
食べ終わったら設営しましょう。小屋のすぐ裏にはりました。
おとなりのステラ4も小学生子連れファミリー。
子供がカメラの設定勝手に変えるもんで、こんな写真でスミマセン
MSR Holler はホントにお気に入りテントなのに、
メーカーHPから消えましたね。衝撃的~(゚∀゚;)
さて、設営したらとっとと山頂に向けて出発です。
テン場からは1時間なので急がなくても大丈夫だけど、
ここでゆっくりしちゃうと子供達の士気が下がっちゃうし(経験済みw)
最初は残雪あるゆるい道を行きます。
たまにズボッとはまります。なるほど、これが踏み抜きね
しばらく行くと開けて気持ちのいいハイキングに!
天気もいいし最高だ~
分水嶺。ここから富士川、荒川、多摩川へと水が分かれていくそうです。へぇぇ~
その向こうに見えるのが笠取山。
笠取山の意外な山容に一同「あれは笠取山じゃない!」と言い張ります。
他の人のブログで真実を知っている私だけが、「笠取山だってば!」と主張(笑)
ホラ、これが笠取山だよ。スキー場じゃないよ(笑)
この山へ向かう方へ。
ここまでの道のりは正直他の山より楽な感じだったんですけど、
このラストがとにかくキツイ。
ハンパない急登なのは、見て明らか。
スキー場で言うと確実に上級コース。
何分で登れるかタイムアタックしてみたら、15分で登れました。
皆さんもチャレンジしてみて下さい。超きついですよ(笑)
笠取山 1953m登頂しました
あれ、なんか山頂標がいまいちでないの??
山頂の景色は最高なんだけど、富士山は残念。
地図を見ると、この先に水干という多摩川の最初の一滴があるとか。
私はそっち経由で帰りたかったんだけど、誰もそっちに興味を示さずそのまま下山。
実は太郎次郎、前の週に風邪を引いたり、怪我をしたりで体調が万全でなく、
あまり無理をさせたくなかったんで、私も珍しく素直に下山に従いました(笑)
あっという間にテン場まで下りてきて、まだ3時前。
やることないので、唯一担いだワインをチビチビと飲む。
太郎次郎はテント内でアイフォンゲーム
ここで、笠取小屋情報
テン場は一人500円。子供からは取らないとのことで、
我が家1000円のお支払い。いいんですか~
トイレは直通方式だけど、バイオトイレでオーナーさんがきれいに保っており、
山のトイレにしては素晴らしき高得点です。
しかも、通りがかりの人も無料でペーパー有り!!
水場は小屋から1分くらい下った所にあります。
おいしい水です。
テン場はフラットとはいい難い場所もあるけど、山だしガマンしましょう(笑)
小屋のメニューはドリンクメインで、しかもラインナップ少なめ。
アテにしないでオール持ち込みしないとダメでしょう。
バッチもありません。
管理のおじさんが二人いましたが、このお二人の人柄が素晴らしく、
いろんな人にまんべんなく声かけして、気さくに話してらっしゃいました。
駐車場からも近くて、標高差もあまりないので、
テン泊デビューやファミリーにすごくいい感じ。
実際小さい子がいるファミリーが3組もいました
すごくいいテン場なんですが、それでも標高は1800近くあります。
GWに行く場合は、防寒装備マックス体制で挑むべきでしょう。
テン場もそろそろ夕暮れ時。
おいしいにおいがそこかしこから~
この感じ。この山のテン場の雰囲気っていいんですよね~
大好き♪
本日ホク家の夕飯は、すき焼き。
相当寒いことが軽く予想出来たので、鍋料理に初挑戦です。
MSRの鍋買っちゃった。この大きさ、うちの家族構成にぴったりだわ(2.4L)
四角いのはサトウの切り餅です。スリット入りで手でパカッっと半分に出来るので、
火の通りも良く便利でした。
ガスをすき焼きに取られるので、ご飯はアルファ米で妥協。
日が暮れるに連れて、本当に寒くなってきたので、
この暖かい食事は大好評でした。
でもね、やっぱりアルファ米はおいしくないし、不経済だしなんとかしたいわ~。
日が暮れ始めると、寒さは本格的になってきて、
もう外にはいられませんっ
テント内にこもって、寝る準備。
本日シュラフは私以外はモンベルダウン#3
私のはNF。モンベルで言うと多分#4~5の中間くらいではないかと。
それに、シャツ、フリース、ダウンジャンパーを着込んでシュラフイン。
頭にはフリースの帽子までかぶったよ。
でも、朝方はちょっぴり寒かった。
眠れないほどじゃないけど、何度も起きちゃった
しかも、朝の4時ごろから、隣のテントの人がコンビニのレジ袋を使ってガサガサと荷物整理
1時間くらい続いたので、完全寝不足で5時に仕方なく起きました。
別に早立ちってワケでも無いのに、なぜあんな時間に荷物整理してたんですか~
起きちゃったものは仕方が無い。
昨日のすき焼きの残りにご飯を投入しておじやにし、
それを食べたらもう一度山頂に出発です
コレ、自分でも完全想定外(笑)
だって、テントの中にいても寒いし、やることないし、
子供は起きそうになかったし~
昨日と全く同じ道で頂上に到着。
富士山見えてるじゃないですか。ラッキー
やっぱり朝はいいねぇ。家族たたき起こしてでも連れてきたほうが良かったかな。
今日は遠慮する人もいないんで、水干方面に行ってみようと、
山頂をまっすぐ進んでみました。
するとびっくり、山頂がもうひとつ出現(笑)
頂上標の立派さからして、こっちがホンモノの頂上だね。
ってことは、私しか登頂してないってことか。
まあ、家族には黙っててやろう(笑)
そして、その先の水干に行こうと思うも、雪で倒れた石楠花に道をはばまれている。
うーん、ここを突破するにはちと勇気がいるなぁ。
しかも、この先は日当たりが悪そうで、残雪の状態もわからない。
しかもソロ。
随分ここで富士山みながら考えてたけど、
踏み外したら怖そうなところでもあったので、
素直に引き返すことにしました。うん、ソロって危ないわ
というワケで、考える時間が相当長かったのか、
キャンプ場に戻ったら、子供達が遭難したんじゃないかと心配してたようで、
「遅かったね~」って涙目でした(笑)
テントはさんちゃんが、片付けを終わらせててくれたので、
スムーズに下山することが出来ました。
ちなみに小屋の管理人さんに、この日は氷点下までいってたよと
言われたので、一応この装備で氷点下5度くらいまではなんとかなると検証できました。
久しぶりの山。山でキャンプ。
すごく楽しかったな~。
今年も行けるかぎり、いろんな山に行きたいです。
そろそろ夏のことも考えていかないとね。
子供と過ごす一年はホントに早い。
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