陣馬山
神奈川県と東京都の県境にある山。
東京では陣場山と書くそうですが、ホクは県民なので陣馬山と書かせていただきます。
いろいろ調べてみると、登山口は多いわ、縦走できるわ、
アレンジ多彩な山。
どうやって攻略しようかと考えていたけど、
とりあえず、一般的な一ノ尾根で登ることにした。
縦走は状況に応じてね。
2012年12月1日(土)
ついに、今年最後の月になっちゃったんだな~。
と思いつつ、6時自宅を出発
とりあえずは予定通り藤野駅まで車で行き駐車。
藤野駅前には公営の駐車場があります。
一時間100円だったかな。上限1000円。
うちらは7時半頃とめたけど、まだガラガラ~。
(写真は帰りでほぼ満車です)
藤野駅からはバスで登山口まで行く
朝一番のバスは8時20分台だったけど、臨時バスで10分くらいには出発してくれた。
登山客に優しい
というより、登山客以外は乗ってません
バスで5分くらいで、陣馬山登山口に到着
バスに乗った距離はホントに短いので、大人だけなら歩いてもいいかも。
歩いたら2、30分かな。
8:15スタート!
一ノ尾根のCT1時間40分
車でこちらに向かっている時は、ずっと曇っていて心配してたけど、
お天気良くなってきて良かった~。
予報では全て晴れマークだったしね
最初は舗装してある里山を歩いて行きます。
太郎次郎って、いきなり登山道な山しか登ったことがないので、
山なのに人が住んでるのを不思議がってました。住所は陣馬山なの?とか聞いてるし(゚∀゚;)
15分も行くとそのアプローチも終わり。
未舗装になりました。
天気回復傾向~っていうのは大間違いだって、この時は気づきませんでした(笑)
このくらい低山になると、まだ紅葉たくさん残ってます。
ブナの木が終わると、杉の木がお出迎え。
しかし、この杉ってのは、どうして不自然なんでしょうかね~。
花粉症だからって言ってるワケじゃないんですよ。
誰が見ても、この突然現れる杉林は不自然だよね?
本日のハイク、子供達は結構順調です。
最近の子供達っはあんまりグズグズしなくなったんですよ~
キツイ時には「休みたい」って言うんだけど、
グズりはないな。
どうせ誰も助けてはくれないから、自分で登るしかない
登るとバッチが買ってもらえる
いい景色も見られる
達成感を感じる
帰りに温泉に入れる
そんな思いが交錯しているカンジです。フフ。
はい、順調に頂上直下の階段まで来ました。
ここまで危険箇所全くナシ。
急登もナシ。眺望もあんまりナシ(笑)
陣馬山857m!
次郎、その場所はお馬さんの~がかかっちゃうよ~
って思うのは私だけでしょうか?(笑)
一ノ尾根で出会ったパーティは5組くらいだったけど、
山頂はすごい人。
その中にはスカートに革靴、ジャージ上下、ピーコート、新品のスニーカー…
様々なファッションが見られました
さあ、絶景を楽しみましょうかね~♪
Σ(゚д゚lll)
Σ(゚д゚lll)
と、とりあえずご飯でも食べて、天気回復を待つとしますか。
って寒すぎ
おでん買って、あとはラーメン作ったんだけど、
みるみるうちにラーメンが冷めて行きます。
ああ、こういう季節になっっちゃったのね~
全員持ってきたウェアを全部着込んで天候の回復を待ってみたけどもう限界。
小仏あたりまで縦走しようと考えていたけど、
寒さに弱い私とさんちゃん。久しぶりの意見一致でピストン下山に決定。
晴れてると、こんないい景色みたいです(笑)
ちなみに頂上には、茶屋が3軒あり、この日すでに1軒は休業。
2軒ともに食事、バッチありました。
もちろん双子は一つずつバッチゲット。
11:22下山開始
ただピストンじゃやっぱりつまらないので、
和田に下りることにしました。
和田は行きに乗ったバスの終点で、CTも若干短いし♪
(ちなみに頂上からは和田峠にも下りられますが、和田と和田峠は全然違う場所。
和田峠は藤野駅へのバスはなく、高尾行きになります。注意!)
和田へは一ノ尾根途中の分岐を右へ。
道標わかりやすいです。
このコース、一度も誰にも会いませんでした。
落ち葉がふっかふかで、まさに晩秋ハイク。
家族4人で山独占~
大きい葉でお面
なんて、遊びながら楽しく下山していたら…
なんか、突然風がヒューーーーって強く吹いてきて…
落ち葉がザーーーーーって落ちてきて…
そのうちポツポツっと雨が落ちてきた。
まさか、雨なんて予報には雲マークすらなかったのに???
でもだんだん雨は強まって、レインを着なければいけない状況に。
まずは、子供に着せて、自分が着て、ザックカバーまで付けた時点では
普通に大雨
そして強く吹き付ける風。
そしたら、雨が雪に変わってホワイトアウト。
マジですよ、マジ。ここ神奈川県の陣馬山ですよ?
しかし、カッパを装着して5分も進んだら、
運良く里に出られ、まずは遭難の心配は無くなった。
雪はみぞれになり、あっという間にまた雨になった。
あとは、バス停まで車道を歩くだけだから、なんとなく安心♪
そんな時次郎が不安そうに聞いてきた。
次郎「お母さん、こんなに雨ふっちゃってさぁ」
ホク「うんうん」
不安なんだろうなー。この不安を受け止めてやらねば
次郎「あのさー、帰りの温泉の露天風呂入れないじゃん」
ってそこ?
自分の子ってどっかズレてんなって思ったことは、一度や二度ではない(笑)
そして、車道を20分くらい歩いたらバス停に到着。
到着と同時に雨があがったよ(゚∀゚;)
ちなみにバスは一時間に1本。
うちらは50分待ちました
ここは、陣馬自然公園センターという施設になっていて、
中に入って休憩も出来るし、展示もあるのでバスの待ち時間も
退屈しません。
そして、無事にバスに乗り、藤野駅に到着し、
温泉に寄って露天風呂にも入れました
しかし、たった半日のハイクで曇り~晴れ~雨~雪~晴れと
山の天気の変わりやすさを肌で感じた一日になってしまった
山頂でピーコート着ていた若い女性は
レインを持っていたんだろうか?
この時期雨に濡れるということは、下手すると命にかかわるんじゃないかな。
このブログを通りかかった皆さん。
どうか、山に行くとき、どんなに晴れてても、晴れ予報でも雨具は忘れずに~
100均カッパでも無いよりはいいと思う。
私の友達の山ガール(40過ぎてますがw)は日帰り登山しかしないので、
ビニールカッパ持っていくって言ってました。
今年、最後の山のつもりで登ったんだけれど、
景色も残念だったから、もう一回どこかに登ろうかなーと考え中。
さあ、今年のラスト登山はどこに行こうかな~