冬の丹沢表尾根 後半戦

HOKU

2011年12月22日 23:43



丹沢三の塔で「トウチン」な双子の写真の続きでーす。

この日の最低気温は横浜で3℃。
ここ三の塔では間違いなくマイナスだったに違いない。
計ってないけど。

この気温で山に登るとどうなるか。
登りはやっぱり汗をかくんですよ。
で、頂上についてちょっと休んでると

「さっむーい!」
こだまが起きんばかりの声で叫んじゃうね。まじで。
で、脱いだダウンを着込む。
手袋する。ネックウォーマーもする。ニット帽かぶる。
子供にもそれぞれ…ってやってると結構メンドクサイ。

じゃあ、休んでないで行こう!
ということになり、次なるピークへと歩き出す。

あ、ちなみに三の塔には非難小屋はあるけれど、営業小屋はナシ。
トイレもなし。

次のピークは烏尾山。
三の塔よりも下の方に見えていた。
あそこなら楽勝だね

って降り始めてビックリ。


ヤセ尾根?左右ドーンと落ちてます。


今回子供が一番喜んだポイント、はしご。


今回子供がその次に喜んだポイント、鎖。
鎖は無くても降りれます。
親が平気で写真撮ってるくらいですから

子供達はこういう所が好きで好きでしょうがないのね。
なんででしょう~?

しかし、たいしたことないと思ってたけど結構急な下りですよ。
三の塔~烏尾山は。
ってことはピストンなだけに、ここを帰りに登るということで。
↑また言ってる

10時半、烏尾山(カラスオヤマ1136m)到着。
トイレが限界近いホクと双子。
あわててトイレに行くと50円とかいてあります。
だんなも後で行くに違いないので200円投入。
そして感想。「これがトイレ?」

はじめてみました、こんなトイレ。
どうしても見たい方は烏尾山へどうぞ。
しかし、人気のコースなのに、夏でもここまでこのトイレだけってちょっと泣けますね
さて、ここで早いけどお昼にします。
今回私が用意したお昼は、カップラーメンではありません。


スパム焼き~


その油で、チャーハンです。
ご飯とベーコン、タマネギ、にんじんを刻んでもってきました。
ご飯に塩コショウを振り掛けてきたから調味料もいらず。
でもザックの中からタマネギ臭がすごくてさ~(゚Д゚;)
これ、夏は絶対無理な山メシだけど、今ならギリ耐えられた。
タマネギは再考だな。

山で塩っけあるスパムにあったかいチャーハン。
進みます。お腹も空いてるし、大人も子供もガッツキです。
結局大人は足りなくてカップヌードルリフィルも食べましたが、食べ過ぎでしょうか?

さて。ここでこんなにのんびりしてていいの?
そう思いますよね。
実は、この山メシの時点で、今日はここまで。
にしたのです。

ダンナも子供も実は行きたいって言ってたんです。
ここはバッチも売ってなくて、買えるとこまで行くと。
どんだけバッチ効果絶大なんだと思いましたが(゚∀゚;)

実はここでストッパーになったのが、あろうことかこの私( ゜з゜)`;:゙;`;:゙;`  

いや、体力は充分残ってたんです。

決断のキッカケは、歯列矯正のリテーナーを忘れてきちゃったからなんです~
実はホク、6年前に歯の矯正を終わらせたんですね。
矯正ってのはご存知かと思いますが、●十万円かかるわけです。
どんなテントだって買えちゃうわけ。
しかも装置を付けている時の食事のまずさ、痛さ、カッコ悪さはハンパねぇ。
そんな思いを2年も続けて矯正を終わらせたのに、
最近ちょっと戻ってきちゃってさ。
そのリテーナーっていう保定装置をしてないと非常に危険な状態。
だから、食事の1時間を除いては、リテーナーをはずさない!
とマイルールを定めたのに、朝ご飯を食べたバタバタで車に置いてきちゃったの~ノーーーー!

もう歯が気になっちゃって、なっちゃって。
先に進む気になれなかったです

こんなくだらない理由であきらめるなんて。
母さん大失態

ま、山の話に戻りますと。
塔の岳はまずこの時期の日の短さと我が家の歩く遅さを考えると、
無理だったと思うんです。
でも、少なくとも行者が岳までは行けたかな~。
ま、ウジウジ言っても仕方ありませんが。

ここで帰ります。ゴメンよダンナ、息子たち。


帰りは霜が解けて、ぐちゃぐちゃで泥が登山靴に付いて重くなったりして。
やっぱ先頭は次郎。調子のってたなー、この日は。


タイオガが大事件(゚Д゚;)

秋までならスニーカーでも登れると思いますが、
この時期は登山靴を強くおすすめします!

あ、そうそう、もうひとつの新兵器、
iphoneのソフト「DIY GPS」


これは良かった
目立つものがない道でも、あとどれくらいで頂上とか簡単にわかるんだもん。
買ってよかった450円。

帰りは早い。
2時半には駐車場に付きました。

バッチが富士見山荘にあるかもしれないと、
お店の中を覗いたら、中にいたおじちゃんが
「寒かったでしょー。入って入って。お茶入れるから」
と言ってくれて。
「いや、早くリテーナーを装着したいんだよ」
とも言えずに、お茶をいただき、たっぷりお話30分
結局バッチはなかったが、でも、丹沢の面白い話をたくさん聞かせてもらいました
ちなみにこういうのお金取るのかと思ったら、
なんでお茶でお金取るの~???と言われちゃって。
あ、そういうもんなんだ?

最後に護摩屋敷の水という、富士見山荘すぐそばに沸いている名水を案内してもらって、
プラティに満タン汲んで帰りました。

うちから一番近い百名山。
まだ主脈にもたどり着いてないけど、
攻略しがいがあるってもんです。
絶対リベンジします!
って、別に何にも負けてないんだよな。
しいて言えば、「歯」か


次回予告。
PICA富士吉田へクリスマスキャンプ。
万が一、一緒な日程の方はコメへ(笑)


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